内容説明
薬だけでは完治が難しいIBS。本書は、認知行動療法に基づいた、自分でできる症状コントロールのための10ステップを紹介する。症状・原因・診断法や食事・薬物療法などについても詳しく解説。IBSに悩む患者さんのみならず専門家にも役立つ、IBS克服のための決定版。
目次
1 IBSとは(IBSを概観する;IBSに役立つ本書の概要を知る)
2 IBSに立ち向かう10のステップ(あなたの生活を左右しているものは?;リラックス法を学んで身体をコントロールする;日常にリラックス法を取り入れる ほか)
3 食事と薬剤―セルフケアのために(IBSをコントロールするための食事の役割;IBSのコントロールに役立つ薬剤)
著者等紹介
ラックナー,ジェフリー・M.[ラックナー,ジェフリーM.][Lackner,Jeffrey M.]
バッファロー医科大学医科学准教授、行動医学クリニック所長。過敏性腸症候群治療の臨床研究に関して世界的に有名。過敏性腸症候群の研究に10年間携わり、トピックの出版、講演を数多くおこなっている
佐々木大輔[ササキダイスケ]
1968年、弘前大学医学部卒業。同大学第一内科において講師・助教授を経て、2009年3月まで弘前大学保健管理センター教授・所長。2009年4月より弘前大学名誉教授、秋野病院内科・心療内科医師。日本心身医学会名誉会員。日本心療内科学会理事
細谷紀江[ホソヤノリエ]
1983年、学習院大学文学部心理学科卒業。臨床心理士・医療心理士・大学カウンセラーほか。1991年より学習院大学学生センター学生相談室、非常勤で医療機関・企業等で相談・研修活動に従事
佐藤研[サトウケン]
1997年、弘前大学医学部卒業。同大学消化器血液内科(旧第一内科)に入り、2012年4月より講師。日本心身医学会評議員、日本心療内科学会評議員。日本医師会認定産業医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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