感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら
1
経験論に偏っている気もして、これ読んで克服できるというより、家族に対して「的確なアドバイスができる」著者がいないと克服は難しいと思った。自傷行為を行なっている子どもに共通しているのは、自分でも気づいていないほど頑張り屋さんということ。自分の中で悲鳴をあげている自分に耳を傾けて、声を聞き取っていくことが大切と思いました。そのためには、著者のようなもう一人の自分の声に気づかせてくれる人と出会うことが大切なのかな。2014/07/23
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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んー、子どもがリストカットして悩んでいる親がこれを読んでも、なんの役にも立たないのでは。ありがちな、自分とこのPR本。たしかに扱う症例は多いのだろうな、とは思わされたけど。2011/10/13
な
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リストカットする人は、頑張り屋さんな場合が多い。また、その人の気持ちのはけ口が自傷行為であるため、他のはけ口をつくってあげる事が周囲に求められることがわかった。家族、特に母親の根気よいサポートが必要であると感じた。2012/12/03
zen
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カウンセラーの先生が治療に向けてどう向き合っていくのか、個人的にはとても読んで良かった。リストカットする子は、自分が頑張り過ぎなことに気づかないので、それに気づかせる。また、リストカット以外にストレス解消法を知らないので、ストレス解消能力を高めたり、解消の方法を増やしたりする。愚痴、弱音、嫌なことを嫌と言える力が大切。回復過程では必ず感情の波が激しくなり 、愚痴や文句、不平不満が増えるがそれは回復へのいいステップ。こんないいカウンセラーの先生についてもらっても早い回復は難しい。気長に行こう。2019/08/18