内容説明
映画、自伝、自殺未遂、恋愛事件から解き明かされた心の病理。
目次
映画監督・黒澤明と創造性
脚本論からみた黒澤明の映画―集団総合芸術と創造性の危機回避
映画監督・黒澤明はＧｅｓｃｈｗｉｎｄ症候群か？―自伝をもとに
映画監督・黒澤明の作品分類―自殺企図のほぼ前後で
黒澤映画のベスト・テン
映画監督・黒澤明の自殺未遂事件を考える
映画監督・黒澤明の恋愛事件を考える
映画という集団総合芸術の問題点―黒澤明監督の場合
黒澤明監督「トラ・トラ・トラ事件」の真相―田草川弘の著書に基づいて
黒澤映画のＡＣたち
黒澤明と太平洋戦争―司馬遼太郎との比較において
著者等紹介
柏瀬宏隆［カシワセヒロタカ］
１９４７年神奈川県に生まれる。１９７１年慶應義塾大学医学部卒業、同大学精神神経科学教室。１９７２年アメリカ留学（～１９７３年）。１９７５年慶應義塾大学大学院医学研究科（～１９７９年）。１９７９年晴和病院勤務。１９８１年防衛医科大学校講師（精神科学教室）。１９９２年防衛医科大学校助教授（精神科学教室）。２００１年長谷川病院院長。２００７年松見病院院長補佐。２０１０年松見病院院長となり、現在に至る。日本精神神経学会評議員、日本心身医学会理事、日本老年精神医学会評議員、日本病跡学会理事、精神保健指定医、医学博士
加藤信［カトウシン］
１９４７年福島県に生まれる。１９７１年新潟大学医学部卒業。１９７２年晴和病院勤務。１９７９年（財）実中研・前臨床医学研究所勤務。１９８７年城西病院勤務。１９９１年松本市内に「かとうメンタルクリニック」を開業し、現在に至る。日本アルコール・薬物医学会評議員、日本神経精神薬理学会評議員、日本嗜癖行動学会理事、長野県断酒連合会顧問、精神保健指定医、医学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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