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内容説明
カルテ記載、収集癖、草野球…臨床現場における素朴な疑問や些細な気づきを丹念に検討することによって、一人ひとりにきめ細かに支援し、回復につなげていくための小さなヒント集。
目次
スモーキン・ブルース
治療技法としてのカルテ記載について
超音波検査室で精神科医が思ったこと
軽躁患者との「共生生活」を契機に荒廃像の改善がみられた慢性統合失調症の2症例
語らない破瓜病者が書いたもの―その精神病理的特徴と治療的関与について
「射精恐怖」に悩み続ける統合失調症の一例
被害妄想を呈したジル・ドゥ・ラ・トゥレット症候群の一例―症状の変遷についての精神病理的一考察
精神病後抑うつとモーニングの過程
臨床経過中にみられた患者の「カウンセリング」希望について
収集癖について
草野球と統合失調症臨床
著者等紹介
菊池慎一[キクチシンイチ]
1960年兵庫県生まれ。鳥取大学医学部卒業後、国立精神神経センター武蔵病院、国立療養所鳥取病院(現・国立病院機構鳥取医療センター)を経て、宝塚三田病院勤務。専攻は臨床精神医学、精神病理学、精神薬理学、産業医学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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