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内容説明
真の「回復」とは何か?そのために何ができるのか?精神科医として、支援者として、隣人として、自らの立ち位置を模索し続ける中で書かれた19章。当事者・ご家族に寄り添いつつ学んだエンパワーメントアプローチの実践技術と、技術以前の支援の本質。
目次
第1部 統合失調症の経過に影響を与える要因と回復に向けた支援(ある統合失調症患者の経過;精神障害者の実情と支援の必要性 ほか)
第2部 地域生活支援における当事者と支援者の関係(パートナーシップとは―アンケート調査による「やどかりの里」と「ヴィレッジ」の比較;地域支援におけるパートナーシップのあり方(1)―ACTにおける支援を例として ほか)
第3部 統合失調症の家族の現状と支援(精神障害者と家族(1)―精神医療史の中における位置づけ
精神障害者と家族(2)―その現状と意見 ほか)
第4部 病名告知と心理教育(病名告知と本人・家族の反応―デイケア利用者の家族に対するアンケート調査;日本における心理教育の歴史と現状 ほか)
著者等紹介
白石弘巳[シライシヒロミ]
東洋大学ライフデザイン学部教授。医学博士、専門は精神医学、精神保健学。1953年生まれ。1979年東京医科歯科大学医学部卒業。1989年東京医科歯科大学大学院修了。内科研修後、正慶会栗田病院、埼玉県立精神保健総合センターなどで精神科臨床に従事。1996年~2005年まで東京都精神医学総合研究所勤務。精神保健福祉に関する制度やサービスのあり方に関する研究に従事。その傍ら当事者や家族の支援にも携わってきた。2005年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。