内容説明
不安は放っておけば最も早くなく去る。無視すればなくなる強迫観念。
目次
第1章 強迫性障害症例集(確認(車)
確認(コンセント・カギ)
確認(ドア)
神仏(お寺) ほか)
第2章 強迫性障害Q&A(強迫性障害は治りますか?;強迫行為はやめられますか?;強迫観念は一体どこからくるのでしょうか?;強迫性障害は何かの呪いか祟りか、それとも前世の行いが悪かったからなるのでしょうか? ほか)
著者等紹介
田村浩二[タムラコウジ]
1967年京都市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トラバーユ
5
田村さんの本2冊目。「相手を冒涜する考えばかりが頭に浮かんでしまう」のは強迫傾向のある人に多いらしい。自分もお世話になって頭が上がらないような人になぜか「死ね」という言葉が浮かぶという症状があって、何でだろうなとずっと思っていたのだが、「そうあってはならないと思うことほど頭に浮かぶ」ということらしい。なるほどな。長年の謎が解決した。自分の強迫性を俯瞰的に見つめ直すことができそうである。2019/09/08
なお
3
さらさらと流し読み。突然スイッチが入り、難病が進行中なのではないか、車で人を跳ねたのではないか、そうならない為に何歩でここまで歩かなくてはいけない、といった強迫観念と強迫行動に悩まされていたが、ここまで同じような人が多いと面白くなったきた。 強迫観念は、自分の1番弱い部分を狙ってくる。だって犯人は自分の脳だから、自分のことはよく知ってるし。 無視するのが1番。負けないぞ、とか色々考えてるとダメ。無視が1番と、克服した著者が語るから説得力がある。2020/10/14
ジュリ
2
症例の紹介とQ&Aが載ってます。症例は私と同じものはなかったけど、「わかるわかる」というのが多かったです。2014/10/16
筆ぺん
1
イメージを掴むのにはとても良いのでわ。強迫が精神病圏の一歩手前ということがなんかよくわかりました。2012/10/08
和邇
1
事例と共に、少しはこの病気の事について知ることができた。2009/09/20