内容説明
看護婦の極意、伝授します。臨床現場での迷いや悩みの20場面をマンガで再現。
目次
第1部 交流分析がわかる(自分の傾向を知る;相手の傾向を知る;ストローク ほか)
第2部 コミュニケーションの分析(素直なやりとり(平行的交流)
中断するやりとり(交差的交流)
ウラのやりとり(裏面的交流) ほか)
第3部 コミュニケーション・スキルを高める(傾聴する;相手の思いを表出させる;相手の思いに共感する ほか)
著者等紹介
浦川加代子[ウラカワカヨコ]
看護師、臨床心理士、医学博士。愛知淑徳大学大学院コミュニケーション研究科博士後期課程心理学専攻単位取得。三重大学医学部看護学科教授(精神看護学)
紫垣まゆみ[シガキマユミ]
漫画家。『ぶーけ』(集英社)でデビュー。最近はミステリーものを中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
reo
0
エゴグラムの話から、P(親)、A(大人)、C(子ども)の3つの自我状態の話。親にも養育的な親・批判的な親の2つ、子どもにも自由な子どもと順応した子どもの2つがあって、細かく言うと5つの自我状態がある。で、1つの発言にも5つの自我状態それぞれから違った反応がある。平行的交流(期待した自我状態からの反応が返ってくるコミュニケーション)の考え方がとても新鮮でした。なにか違和感がある時って、平行的交流ではないのかも。こういう考え方を知っていると、一歩引いて冷静に反応できるのかもしれない。2013/12/11