出版社内容情報
《内容》 今日の精神科医は、抗精神病薬30種、抗不安薬20種、抗うつ薬18種、入眠薬23種ほか、計130種を超える薬剤をうまく使い分けなければならない。頻用する薬剤はその3分の1程度であるとしても、どのような条件下でどのような治療法が推奨され、副作用・相互作用を含めてどのようなことに注意しなければならないのか、さまざまな疑問に行き当たるだろう。そのようなとき、本書が最新知見を取り入れ丁寧に答えてくれる。SSRI、新規抗精神病薬についてのQ&Aも充実。適正かつ安全な精神科薬物療法を行うための必携書。
内容説明
本書は、『臨床精神薬理』誌に連載中の同名のシリーズをまとめたものです。今回の出版にあたって、創刊号(1998年1月)から2004年の第7巻4月号まで6年4ヵ月にわたる151のQ&Aをすべて見直し、最新の知見を取り入れながら加筆修正して150のQ&Aといたしました。
目次
抗精神病薬
抗うつ薬
抗躁薬・抗てんかん薬
睡眠薬・抗不安薬など
向精神薬・その他
相互作用・併用
著者等紹介
染矢俊幸[ソメヤトシユキ]
新潟大学医歯学系精神医学教授。大分県出身。昭和58年、東京大学医学部卒業。昭和61年滋賀医科大学助手。同講師を経て、平成10年1月新潟大学医学部精神医学講座教授。大学院重点化、国立大学法人化による改組で、現在に至る。専門は、臨床精神薬理学(特に薬理遺伝、薬物代謝、薬物相互作用)、精神科診断学など
下田和孝[シモダカズタカ]
獨協医科大学精神神経医学助教授。兵庫県出身。昭和58年滋賀医科大学医学部卒業。昭和62年同大学院博士課程修了。昭和62年滋賀医科大学助手、豊郷病院精神科医長・滋賀医科大学講師を経て、平成15年1月より現職。専門は臨床精神薬理学(特に薬理遺伝学、薬物代謝学)、サイコオンコロジー、時間生物学、精神神経内分泌学
渡部雄一郎[ワタナベユウイチロウ]
新潟大学医歯学総合病院精神科助手。神奈川県出身。平成10年、新潟大学医学部卒業。平成17年新潟大学大学院医歯学総合研究科修了。同年5月新潟大学医歯学総合病院精神科助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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