内容説明
本書では、心理臨床における主な連携への取り組みを、スクールカウンセラー、児童相談所、保育の現場、精神障害者の社会復帰、家庭裁判所での実践例を通して解説する。随所に散りばめられた「連携」実践のコツは、これからの心理臨床のあり方を考えるうえで、たいへん示唆に富むものである。
目次
第1章 連携の成功と失敗
第2章 スクールカウンセラーにおける連携
第3章 児童福祉と母子保健の連携
第4章 保育者との連携
第5章 精神障害者の社会復帰における連携
第6章 家庭裁判所との連携
著者等紹介
丹治光浩[タンジミツヒロ]
1956年、兵庫県生まれ。中京大学心理学科を卒業後、浜松医科大学、国立療養所天竜病院、メンタルクリニック・ダダなどを経て、現在、花園大学社会福祉学部教授。臨床心理士。医学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。