メラトニン研究の最近の進歩

メラトニン研究の最近の進歩

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784791105304
  • NDC分類 491.45
  • Cコード C3047

内容説明

時差ぼけ、癌、アルツハイマー病、老化予防などに効く魔法の薬ということでアメリカなどで一大ブームを巻き起こしたメラトニン。しかし、作用・効果については科学的に解明されていない部分も多かった。わが国では、医学の立場から、メラトニンの基礎研究および実際の臨床場面における効果について、独自の研究が積み重ねられ、多くの成果が得られてきた。そして、ここにその全てがまとめられた。メラトニンの真の姿を解き明かしたわが国初の学術書!メラトニンは魔法の薬となりうるか。

目次

第1部 メラトニンの基礎(メラトニンの化学;自然界におけるメラトニンの分布;メラトニン受容体の分子生物学;メラトニンの生理作用、内分泌への影響について ほか)
第2部 メラトニンの治療への応用(小児神経疾患にみられる睡眠覚醒リズム異常へのメラトニンの効果;重症心身障害児におけるメラトニン治療;睡眠障害をもつ自閉性障害へのメラトニン治療とその効果;Angelman症候群にみられる睡眠覚醒リズム障害へのメラトニン効果 ほか)

著者等紹介

三池輝久[ミイケテルヒサ]
1942年熊本県生まれ。1968年熊本大学医学部卒業。1969年熊本大学医学部附属病院小児科入局。1976年熊本大学医学部講師。1977年(~1980年)米国ウエストヴァージニア州立大学神経病理で筋ジストロフィーの研究(米国筋ジストロフィー協会研究員)。1981年熊本大学医学部附属病院講師。1984年熊本大学医学部小児発達学講座(発達小児科)教授。2002年熊本大学大学院医学薬学研究部・小児発達学分野教授。2002年東京大学教育学部教授(併任:単年)。現在に至る

山寺博史[ヤマデラヒロシ]
1949年東京都生まれ。1976年新潟大学医学部卒業。1976年東京医科歯科大学医学部附属病院研修医。1983年東京都職員共済組合互助会立三楽病院医長。1984年スイスSandoz医学研究所留学。1985年Basal大学医学部てんかん学教室留学。1990年国立精神・神経センター武蔵病院精神科医長。1990年日本医科大学精神医学教室講師。1992年同教室助教授。1993年ドイツギーセン大学客員教授。1998年日本医科大学付属多摩永山病院精神神経科部長。2003年杏林大学医学部精神神経科学教室助教授。現在に至る
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