内容説明
「社会恐怖」は、社会生活の中で、人が自分をどう評価するかということに恐怖を抱き、赤面、発汗、震えなどの様々な症状が表れる不安障害のことである。本書は、治療者向けガイドと患者さんのためのマニュアルで構成されており、精神科医及び臨床心理士は実践に直結し、患者さんは治療を受ける際の手引きや病気の理解に役立つ。社会恐怖克服のための必携書。
目次
第8章 社会恐怖―症状編(分類:サブタイプと回避性人格障害との関係;社会恐怖と「内気」あるいは社会不安との関係 ほか)
第9章 社会恐怖―治療編(社会恐怖に対する精神療法;薬物治療 ほか)
第10章 社会恐怖―治療者向けガイド(診断;併存する不安障害 ほか)
第11章 社会恐怖―患者さん向けマニュアル(社会恐怖とは何か?;不安の本質 ほか)
著者等紹介
アンドリュース,ギャビン[アンドリュース,ギャビン][Andrews,Gavin]
New South Wales大学精神科教授。Clinical Research Unit for Anxiety and Depression(不安抑うつ臨床研究所)の所長
クリーマー,マーク[クリーマー,マーク][Creamer,Mark]
Australian Centre for Posttraumatic Mental Healthの所長。Melbourne大学精神科教授
クリーノ,ロッコ[クリーノ,ロッコ][Crino,Rocco]
St.Vincent病院の臨床心理士
ハント,キャロライン[ハント,キャロライン][Hunt,Caroline]
臨床心理士、Sydney大学心理学科上級講師
ランプ,リサ[ランプ,リサ][Lampe,Lisa]
精神科医、New South Wales大学精神科講師
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