内容説明
ゼロに始まり21へと至るタロットカードの大アルカナには、物語としての流れ、必然的な意味の連続性がある。東西の神秘思想に詳しい著者が、数の原理やカバラの生命の樹との対応などから新たなタロット解釈を呈示。カードが物語る22の心のありかたを指し示す。
目次
ゼロ 愚者
1 魔術師
2 女教皇
3 女帝
4 皇帝
5 法王
6 恋人
7 戦車
8 裁判の女神
9 隠者
10 運命の輪
11 力の女神
12 吊られた男
13 死神
14 節制
15 悪魔
16 塔
17 星
18 月
19 太陽
20 審判
21 世界
著者等紹介
松村潔[マツムラキヨシ]
1953年生まれ。占星術やタロットカード、エニアグラム、禅の十牛図、カバラなど、東西の神秘思想を現代風に読みかえる作業を長年にわたって行なう。近年は参加者自身が描いた絵を分析して自己探求する「ライフシール」技法を考案し、研究をつづけている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベランダ
9
生命の木の用語がわかっておれば理解度が50%くらいアップしそう。コクマーとかマルクトとかが覚えられなくて、あと小ネタの神秘用語のわからないところも飛ばし読みして、ちょっとしか理解できていない。けどおもしろい。日本の古神道の「数字は父、図形は母」の考えで、松村先生以前は絵柄解釈で語っている本ばかりだったのを数字でも説明してみようという画期的な本。主幹が理解できると枝葉で惑わされなくなるので、読み手のリーディングの裁量を広げることができる。数秘にもいろんな流派があると思うが、私はこれだけでいっかな〜と思う。2021/07/19
nranjen
5
わからないところは読み飛ばしているせいもあるのですが、なんとなくそんな感じなのかな?と普段図柄ばかり見てしまうタロットの「数字」にまつわるニュアンスのようなものが感じられた気がします。カバラ思想との共通点は面白い。というかこのカバラ思想というものは何なのか…。2018/07/26
鵞鳥
3
段々何をおっしゃっているのかが分からなくなってきました。 おそらく上級者むけなのだと・・・。2012/11/04
らむだ
2
読んでみてなんとなく釈然としないものが残ります。 基本を知った上で、読んでもよい本かと思います。2011/03/31