出版社内容情報
《内容》 本書は日本の気分障害研究の最先端を走る精神科医が、三者三様の立場から夜を徹して論じ合った記録である。躁うつ病の概念と診断、治療と経過などテーマ別に講義形式でエビデンスをまとめ、それらの臨床への応用や問題点について討論を試みた。気分障害を病む人の理解とケアーをどうすれば最善にもっていけるか、臨床医としての経験と治療姿勢をすべての精神科医に問う。
内容説明
本書は日本の気分障害研究の最先端を走る精神科医が、三者三様の立場から夜を徹して論じ合った記録である。躁うつ病の概念と診断、治療と経過などテーマ別に講義形式でエビデンスをまとめ、それらの臨床への応用や問題点について討論を試みた。気分障害を病む人の理解とケアーをどうすれば最善にもっていけるか、臨床医としての経験と治療姿勢をすべての精神科医に問う。
目次
1 気分障害の診断と治療の要点(気分障害の診断と治療の要点を語る)
2 概念と診断(躁うつ病の概念における歴史的変遷と今日の診断基準;気分障害のコモビディティ;特殊な気分障害―軽症のうつ病、混合状態、ラピッドサイクラーについて;気分障害と人格)
3 治療と経過(治療的観点から見た気分障害の経過;新世代の抗うつ薬;気分安定薬の臨床的特徴と注意点)