精神分裂病と気分障害の治療手順―薬物療法のアルゴリズム

精神分裂病と気分障害の治療手順―薬物療法のアルゴリズム

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  • サイズ B5判/ページ数 179p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784791103683
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 精神科の薬物療法は他科に比べて経験主義的に行われている場合が少なくない。身体疾患の薬物療法のように、検査結果による評価等が明瞭でないため、治療前の薬物選択の根拠や治療反応性の予測・評価が甘く、相互批判するシステムが形成されてこなかった。 このような批判から、国際精神薬理アルゴリズム計画が始まり、1995年、米国版アルゴリズムが発表された。日本では1995年に企画され、この度完成したのが本書(日本版アルゴリズム)である。根拠のない多剤併用療法を改め、根拠に基づいた医療の基本理念を貫くために極めて重要なものである。精神科薬物治療のガイドラインとなるわが国最初のアルゴリズム!

目次

日本版アルゴリズム(アルゴリズムの使用にあたって;精神分裂病のアルゴリズム;気分障害のアルゴリズム)
米国版アルゴリズム―訳(精神分裂病治療のアルゴリズム;単極性大うつ病のサブタイプの治療アルゴリズム;双極性躁うつ病の治療アルゴリズム;英米における電撃療法のガイドライン)
用法・用量・作用機序(抗精神病薬の作用機序;日本における抗精神病薬の投与量;気分障害に用いる薬物の作用機序;日本における抗うつ薬・気分安定薬の用法・用量)