ありがちな心理療法の失敗例101―もしかして、逆転移?

ありがちな心理療法の失敗例101―もしかして、逆転移?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791103034
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0011

目次

第1章 逆転移と逆転移抵抗
第2章 性愛的な逆転移
第3章 サドマゾヒスティックな逆転移
第4章 自己愛的な逆転移
第5章 性格的な逆転移抵抗
第6章 文化的な逆転移抵抗
第7章 逆転移と逆転移抵抗の診断および治療

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

riviere(りびえーる)

10
タイトルどおり、ありがちな心理面接の失敗例が101載っている。ひとつの事例が2,3ページに収められていて、読みやすい。こんなひどい治療家もいるのかと驚いたり、こういう危険性もあるのかと考えた事例もあった。面接室での人間関係に限らず、私たちの人生は幼児期に体験した人間関係に大きく影響を受け、大人になってもその呪縛から逃れられずにいることも多い。対人援助を仕事とする人は、自分の人間関係の傾向について把握し、相手に悪影響が出ないように努力しなければならないと改めて思った。自分のためにも相手のためにも。2017/06/18

マイ

1
これ、ありがちな逆転移なの?臨床家は皆こんなに闇深い生育歴をお持ちなの?そしてそれはSVで理解すれば解決するの?理解したくらいで修正できるなら人生脚本とは言わないのでは。何でもかんでもフロイトの発達理論で解釈されるのは好きじゃない。 しかし逆転移とはこういうものかと勉強になりました。多かれ少なかれ転移は「いつものパターン」としてあらゆる人間関係で繰り返される。自らの治療をしたからといって変えられるものではない。どう言う逆転移を持つ傾向があるか気づいて、用心するしかないのだろう。2022/09/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/297485
  • ご注意事項