内容説明
現代のめまぐるしい政治、経済、社会の動きに伴って、人間の心も大きな変化を強いられている。しかし、その心の「かたち」は適切な「窓」から眺めてみないとなかなか理解することができない。本書は東京の中心部で日々多くの患者さんと接している著者が主に「手」という「心の窓」から「心の形」をやさしく解説したものである。現代人の「こころ」を理解するユニークな話題を集めた手軽に読める一冊。
目次
第1章 手は脳を膨張させた
第2章 心の窓から眺めてみると
第3章 制約からの出発
第4章 自立との戦い(世代別のクライシス)
第5章 脳を守る
第6章 光と影がリズムをつくる
第7章 青い山