内容説明
アメリカの新聞の超人気コラム「親愛なるアビー」を担当するアビゲイル・ヴァン・バレン女子が精神障害をもつ家族に呼び掛けた。困っていること、専門家に聞いてみたいこと、など家族の声をこのコラムに送ってくださいと。その呼びかけに、450通以上の手紙が寄せられた。本書は、そのうちの120通の手紙を掲載し、それに解説を加える形で問題点を明らかにする。それだけに迫力をもってずっしりと読者の心に訴えてくる。専門家は何をすべきか。家族がぜひとも知りたいことにズバリ答える。
目次
1 家族は救いを求めている
2 精神障害者をかかえる家族の反応
3 適切な援助を受けられないとき
4 家族は援助者を探している
5 精神科医師等専門家にできること
精神医学発展のためのグループ(GAP)について