内容説明
本書は、人間の最も本質的な部分、すなわち高次精神機能および行動の障害とてんかんとの関わり合いを主題とした本です。世界有数のこの方面の研究者が、この問題を種々の角度から解説し、論究しています。さらにシンポジウム当日の生き生きとした討論の1部が収録されています。
目次
歴史的概観
てんかん患者の認知機能検査の方法と問題
てんかん患者の行動異常評価の方法と問題
発作、脳波異常と認知
発作、脳波異常と行動
抗てんかん薬と発作と神経心理検査の結果
小児の認知機能と行動
てんかんを有する小児での認知機能退行〔ほか〕