- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 医学一般
- > 医療経営・管理・施設
内容説明
「入院中心主義を改め地域精神衛生活動中心に転換していくべきだ」とうたわれて20年。はたして精神医療は変わったといえるのだろうか。いぜんとしてあるものは、人里遠く離れたあの精神病院なのではないか。臨床はベッドサイドではなく、人々の暮らしの中にあるというメッセージをこめて東京下町の精神科診療所・浜田クリニック院長が、地域のなかでの開業及び経営のノウハウから診療の実際までを余すところなく語った注目の1冊。
目次
1 まず何からはじめるか
2 初めに地域活動ありき―人の縁・土地の縁
3 地の塩として
4 精神科診療所の形態と構造
5 精神科診療所で働く人々
6 精神科診療所の経済的基礎―特に開業はじめの頃について
7 開業をどう始めるか
8 精神科診療所のルーツを求めて―精神医療の原点
9 精神科診療所はじめの実務的な決めごと
10 精神科診療所における「診療の実際」
11 開業はじめの頃のこと
12 開業医の将来と第2次医療法「改正」
13 精神科診療所の経営
14 電話相談
15 浜田傷害事件の顛末