内容説明
「ものの見方や考え方」を変えて現実的、客観的に問題に対処していく時に役に立つのが認知療法である。「うつ」や「不安」に極めて効果的である。米国ペンシルバニア大学で認知療法の創始者ベック教授から直接この治療法の研修を受けて帰国した著者が、日本での臨床経験を基礎に認知療法について極めて分かり易く解説する実践の書。
目次
序章 「うつ」を生かす
解説編(認知療法の成り立ち;「うつ」について考える;認知療法を理解する)
実践編(認知療法の実際;認知的技法;行動的技法;スキーマ)
治療を終えるにあたって―将来に備える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなた
6
大学・大学院とノイローゼだったので「うつ」の本を読みあさったが、いちばん自分の内奥に響き、「いま・そこ」から「生きる」ことをはじめられた実践的な認知療法の本。カウンセリングと薬物療法に疑問をもってる「うつ」のひとは、ぜひ一回は読んでほしい。わたしは死のうと思うたびに読んだので50回ぐらい読んだんじゃないかな。この本がなければ、いま・ここにこうして書き込みをしていることもなかったかもしれない。うつを生かすには、ペンとノートさえあればいますぐはじめられる。2009/07/22
v&b
0
あなたさんのコメントを読み、読んだ。良書だと思う。2010/05/15
ゼラニウム/フウロソウ科
0
流し読み2020/03/03