精神科・治療の発見

精神科・治療の発見

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  • サイズ A5判/ページ数 355p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784791101771
  • NDC分類 493.72

内容説明

精神科における治療方法の発展は百年以上の歴史を持つ。今までの精神科治療法は、どのような動機から始まるのであろうか。本書は、精神科領域の代表的な治療について、どのような経緯で発見されたかを課題にして、読み物風にかかれたものである。

目次

森田療法(大原健士郎)
フロイトと精神分析(西園昌久)
内観療法(洲脇寛)
心理劇(増野肇)
催眠療法(成瀬悟策)
集団精神療法のはじまり(池田由子)
箱庭療法(山中康裕)
向精神薬療法の黎明―クロルプロマジンの発見をめぐって(武藤隆・融道男)
リチウム物語(渡辺昌祐)
ハロペリドール誕生への道(市川一男)
三環抗うつ薬の発見(森温理)
ベンゾジアゼピン物語(清水宏俊)
DSTとその応用―熱狂と混乱の研究史(伊藤陽・松井望)
モノアミン酸化酵素阻害剤の発見と開発(風祭元)
脳波とその臨床応用(大熊輝雄)
アミンプレカーサー療法―ドーパ療法からL‐5‐HTP療法へ(中嶋照夫・平井基陽)
電撃療法(村田忠良)
持続睡眠療法―下田光造のストーリー(中尾弘之)
嫌酒療法(向笠寛)
発熱療法―ワグナー・フォン・ヤウレックの治療発見について(熊代永)
インシュリンショック療法(切替辰哉)
自律訓練法の発展におけるルーテ博士の功績―日本式自律訓練法の発展(池見酉次郎)
行動療法―その出現と発展の歴史的展望(金久卓也)