支持的精神療法の上手な使い方

支持的精神療法の上手な使い方

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 21X16cm
  • 商品コード 9784791101719
  • NDC分類 493.72

内容説明

日常の臨床場面で最も多く用いられている治療法は、支持的精神療法であろう。言葉によって患者を治そうとするすべての職業人は、自分の言葉を治療技術あるいは治療器具と考え、いつも磨いておく必要がある。支持的精神療法とは何なのか、どういう患者に適しているか、どのように実施をしたら良いのか、どのようにすれば支持的精神療法が上手になれるのか、などを本書は詳しく説明する。

目次

第1章 支持的精神療法と洞察型精神療法
第2章 治療のための患者の評価
第3章 治療の合意
第4章 治療ゴール
第5章 治療者の資質
第6章 治療者の行動
第7章 戦略と戦術
第8章 転移と逆転移
第9章 抵抗
第10章 典型的状況とその技法:現実の歪曲
第11章 典型的状況とその技法:自立
第12章 典型的状況とその技法:衝動行為と受動性
第13章 典型的状況とその技法:無口な患者
第14章 支持的精神療法で扱う夢の意味
第15章 支持的精神療法から洞察型精神療法への転換
第16章 支持療法の補助的手段
第17章 治療の終結と中断