内容説明
「コミュニティと恊働する」リサーチへ。調査されるコミュニティの人びとが満足できる形で調査成果を還元するため、さまざまな参加型リサーチの方法を体系的にまとめたCBPR。歴史や理論的背景を紹介し、具体的なツールの活用方法と実践例の検証から、CBPRのもつ力を立証する。
目次
CBPRとは何か
第1部 CBPRの理論(参加型のリサーチの歴史と類型;CBPRの特徴;コミュニティの参加と科学的厳格さ;CBPRの研究パラダイム;CBPRのアクション)
第2部 CBPRの方法(CBPRの中でよく用いられる参加型手法;PLAツール;フォトボイス;新QC七つ道具)
第3部 CBPRの実践(PLAツールを活用して組織を改善する;フォトボイスによってコミュニティ改善のアクションを生み出す;フォトボイスによってアドボカシー活動を展開する;新QC七つ道具を活用して政策立案や組織改革をめざす)
CBPRの普及のために
著者等紹介
武田丈[タケダジョウ]
関西学院大学人間福祉学部社会起業学科・教授。1996年、米国テネシー大学大学院修了、Ph.D。専門は多文化・国際ソーシャルワーク。米国での難民支援や子どもの薬物使用防止プログラム、インドでのマスメディアを活用した識字向上プログラムなど、海外でソーシャルワークの実践・研究に従事した後、国内の外国人支援や多文化共生をめざすNPOの活動、研究、立ち上げに参加。近年は、CBPR、参加型アクションリサーチ、社会的企業、セルフサポートといったオルタナティブな手法で実践や研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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