出版社内容情報
毎月最初の日曜日、マイロはお姉ちゃんと地下鉄に乗って出かけます。いつも期待と不安で緊張してしまうので、気を紛らわすために、まわりの人の見た目からその人の生活を想像して、スケッチブックに絵を描きます。でも、その想像は正しいのかな?
既刊『おばあちゃんとバスにのって』がアメリカではコールデコット賞オナー賞とニューベリー賞を獲得、日本では産経児童出版文化賞翻訳作品賞に輝いた作家、画家ペアによる第3弾です。原書「Milo Imagines the World」は発売後すぐにニューヨクタイムズベストセラーリストに登場。外見で人を判断することはできないことをテーマにした絵本であり、後半の思いがけない展開に、大人も子どももきっと心を動かされるでしょう。
内容説明
毎月、さいしょの日曜日、マイロはおねえちゃんと地下鉄に乗って出かけます。いつも期待と不安できんちょうしてしまうので、マイロは気をまぎらわせるためにまわりの人の生活を想像して、スケッチブックに絵を描きます。マイロはかいたばかりのえがきにいらなくて、スケッチブックをとじた。そして、まどにうつるじぶんのすがたをみた。ぼくのかおをみて、ひとはどんなことをそうぞうするのだろう?マイロが想像して描いてみた人たちの生活が、ぜんぜん違っていたら?人は見かけだけではわからないことに、その日マイロは気づくのです。数々の賞を受賞しているマット・デ・ラ・ペーニャとクリスチャン・ロビンソンによるコラボレーション第3弾です。
著者等紹介
デ・ラ・ペーニャ,マット[デラペーニャ,マット] [de la Pe〓a,Matt]
ニューヨーク在住の作家。創作執筆コースで後進の指導に当たっている。『おばあちゃんとバスにのって』(鈴木出版)でニューベリー賞、コールデコット賞オナー賞受賞
ロビンソン,クリスチャン[ロビンソン,クリスチャン] [Robinson,Christian]
サンフランシスコ在住の画家。『おばあちゃんとバスにのって』(鈴木出版)でニューベリー賞、コールデコット賞オナー賞受賞
石津ちひろ[イシズチヒロ]
翻訳家、絵本作家、詩人。早稲田大学文学部仏文科卒業。『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞、『おばあちゃんとバスにのって』(鈴木出版)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞。絵本の作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。