内容説明
たべものがなくてこまっているひとにもりのみんなはさかなをあげたり、きのみをあげたり…。でも、うさぎにはなにもあげるものがありません。そこで、うさぎは…。
著者等紹介
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
奈良県生まれ。昭和女子大学名誉教授。児童文学評論、民話研究、創作と幅広く活躍
よしざわけいこ[ヨシザワケイコ]
日本児童出版美術家連盟会員。BIB参加。NHK「いないいないばあっ!」童謡アニメ作画を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おはなし会 芽ぶっく
14
『そらをあるくしろいぞう』 https://bookmeter.com/books/6688469 で知ったインドの昔話シリーズ。ジャータカ説話の一篇「ウサギの布施 ジャータカ316」のおはなし。月にうさぎの姿が見えるようになったわけ。インドも日本と同じうさぎなんですね。2021/02/23
ツキノ
8
インドの説話集「ジャータカ」を基にしたおはなし。絵が美しい。おつきさまにうさぎがいるわけは…という読み方もできるかな。2015/09/18
みー
4
地元図書館になく他館より借りる。インドの昔ばなし。ジャータカというお釈迦様の前世の物語の一つ。神を敬い、崇拝する気持ちと、お釈迦様の慈愛に満ちた教えが描かれている。秋のお月様の美しい季節にもう一度、読みたいと思えるようなお話だった。「2015/04/23
Lesen
3
食べ物がなくて困っている人には自分の食べ物をあげないといけない日。でも、うさぎにはあげるものが何もありません。ジャータカというインドの説話集が基。お釈迦様の前世の物語。ウサギの尊い心。ウサギの蓮の花のような笑い顔の絵が良い。ウサギの心を試すとは。。。とか色々複雑なのだけれど。印象的な絵本。2020/02/07
HNYYS
3
自宅本。インドのお話だったのですね。確かに月を見ると心が洗われたような気がします。素敵なお話でした。2018/12/21