出版社内容情報
黄斑変性、黄斑浮腫をはじめとする黄斑の病気を抱える方はどんどん増えています。高齢化や日常生活の変化からくるものです。黄斑の病気になると、いまだに「どうしようもない、失明する」と思っている方も多いのが実情です。ついつい悲観してしまうかもれません。確かに難しい病気ではありますが、昔と比べてどんどん新しい検査・治療が出てきています。さらには患者さん自身でできることも沢山ある病気です。この本は黄斑変性・黄斑浮腫を中心としていますが、黄斑の病気では欠かせない本です。なぜなら世の中には黄斑に特化した患者さん向けの本がないからです。インターネットの情報はバラバラで不正確なものも多いです。信じてむしろわるくなることもあります。この本はもともと2015年に一度発刊されました。その後、医療はさらに進み、iPSのみならず多くの治療法がでてきました。さらに著者はYouTubeを用いて医療情報を発信するようになりました。みなさんの意見を取り入れることができたこともあり、それをもとに本書はより役立つ最新の本として発刊しました。
内容説明
目の病気シリーズ大好評のロングセラー。iPS治療などの再生医療や未来の治療を盛り込み、最新治療を、より「最新」に!
目次
第1章 黄斑変性・黄斑浮腫って何?
第2章 あなたの目はあなたが守る
第3章 最新治療があなたを守る
第4章 黄斑変性・黄斑浮腫の治療法
第5章 病院では聞けない話
第6章 黄斑変性・黄斑浮腫と間違えやすい病気と治療
著者等紹介
平松類[ヒラマツルイ]
愛知県田原市出身。眼科専門医、医学博士、二本松眼科病院副院長。愛知県田原市まち眼科非常勤。医療コミュニケーションを研究するなかで患者さんが病気を知ることがより良い治療のために大切なことを知り、病気の知識を分かりやすく伝える活動を続ける。「黄斑変性・黄斑浮腫」の抗VEGF療法や新聞取材等を通した啓発活動を積極的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。