新典社選書<br> 古典文学をどう読むのか―シェイクスピアと源氏物語と

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古典文学をどう読むのか―シェイクスピアと源氏物語と

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787968562
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C1390

目次

対談 古典文学をどう読むのか(人物論はいかがでしょうか;それでは、人物をどう読めばよいのか;人物をもっと別の角度から見ると ほか)
シェイクスピアをどう読むか―『ヴェニスの商人』私の読み方の場合(『ヴェニスの商人』の材源;劇が創作された時代の影響;交易と平等 ほか)
『源氏物語』私の読み方の場合(第一部 若き日の光源氏物語;光源氏とは何か;光源氏物語の材源は何か ほか)

著者等紹介

廣田收[ヒロタオサム]
1949年大阪府豊中市に生まれる。1973年同志社大学文学部国文学専攻卒業。1976年同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻、古代・中世の物語・説話の研究。学位、博士(国文学)。現職、同志社大学名誉教授

勝山貴之[カツヤマタカユキ]
1958年京都府京都市に生まれる。1982年滋賀大学教育学部英語教員養成課程卒業。1979年9月‐1980年9月Michigan State University(文部省派遣留学生)。1988年同志社大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。1979年9月‐1981年8月Harvard University,Graduate School(Harvard‐Yenching奨学金給付留学生)。2014年‐2015年Cambridge University客員研究員。専攻、近代初期英国文学研究。学位、修士(英文学)。現職、同志社大学文学部英文学科教授。主著『英国地図製作とシェイクスピア演劇』(英宝社、2014年、福原記念英米文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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chisarunn

9
これから卒論を書く国文学科、英文学科の学生には有益かもしれない。半分くらいは廣田・勝山両先生の対談なのだが、その中で勝山教授が「こういう卒論を読みたい」「この方向で取り組んで欲しい」となんどもおっしゃっているからだ。そもそも、わけわからん古典文学の方法論を、対談形式にして一般人にもわかるようにと工夫をこらしてあるのだが、勝山教授のお話はやっぱりわけわからんのであった。まあ、自分は日本の古典文学読み(読むだけ)なので廣田教授のお話の源氏物語に関する部分はたいへん面白かった。2023/04/08

良さん

2
【読後感】古典文学と向き合う方法について、英文学者と日本古典文学者が語り合う。文学研究の未来はやはり地道な作品分析の中にあると思う。楽しみながら、読みの可能性を広げていきたい。 【心に残った言葉】ゼミの運営や論文の指導などをめぐっては、…結局「古典文学の面白さ」というものをどうやって分かりやすく(教えるのではなく)伝えるか、というふうに考えるべき(253頁)2023/02/12

月音

1
文学部学生向き、卒論のテーマ選びの手引きとなる教授二人の対談+作品の読み方事例。「読み」のレベルアップを図りたい人にも参考になる。古典作品にはフェミニズム、ジェンダー、人種・文化の優劣による差別問題などがすでに取り上げられており、現代でも学ぶ意義があると実感。『ヴェニスの商人』において、16世紀末の英国と諸外国との緊張関係、人種・宗教の違いによる偏見など国民の精神的葛藤を巧みに取り入れ、大団円で鬱屈を晴らせるシェイクスピアの手法を読みとる後半の論考は読みごたえがあった。2022/07/01

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