シリーズ「遺跡を学ぶ」<br> ビジュアル版 考古学ガイドブック

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シリーズ「遺跡を学ぶ」
ビジュアル版 考古学ガイドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 93p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787720306
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C1021

内容説明

世紀の新発見、太古の人びとの暮らしの解明…夢やロマンをかきたてるようにいわれる考古学。だが、実際の研究はどうなのか?泥臭く、地味な作業の連続だ。いったい考古学とはどのような学問で、何を明らかにしようとしているのか、ビジュアルに解説する。

目次

考古学・考古学者とは―さまざまな考古学
なぜ発掘調査がおこなわれているのか―学術発掘と緊急発掘
考古学は3Kな仕事?―いろんな発掘があるものだ
発掘は最大の武器―発掘調査の新しい手法と目と手の判断
土器の編年が考古学を鍛えてきた―土器編年を組み立てる
さまざまな時間感覚―時間は下っていくのか上っていくのか
考古学の「時間」―時間にはさまざまな「幅」がある
「同時に存在した」ってどういうこと?―「同時」をどうとらえるのか
どうやって「時代」を区分しているのか―世界の時代区分
私たちの朝の食卓が後世に発掘されると―生活の解明
実測図に惑わされるな―実測図の特徴
分布論に冒険する―分布から見えてくるもの
比較の大いなる可能性―比較は歴史的方法と結びついてはじめて効力を生む
復元とそれを確かめるには―復元模型の制作と検証
文化財は残ったのではなく作られる?―新たな目で見た文化財
太古の人骨のあつかいに制限はあるのか―遺体・遺骨と考古学
分布の広がりと国家―考古学と国家
多様化・国際化する考古学―研究・支援・普及で世界をむすぶ
私の歴史?他者の歴史?―感情を移入して過去を抱きしめればいいのか
考古学者が書いた歴史は面白くない?―考古学者のさまざまな試み
遺跡は誰のものか―現代社会と文化財

著者等紹介

小野昭[オノアキラ]
1946年新潟県高田市(現・上越市)生まれ。明治大学文学部卒業。岡山大学法文学専攻科修了。博士(文学)北海道大学。奈良国立文化財研究所、岡山大学助手、新潟大学助教授を経て東京都立大教授を2009年定年退職。日本第四紀学会会長、日本旧石器学会会長、アジア旧石器協会(APA)会長、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)考古遺産管理国際学術委員会副会長、明治大学黒耀石研究センター長などを務める。現在、東京都立大学名誉教授、明治大学黒耀石研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

14
三内丸山遺跡は、なんであんな形に掘られてるのかずっと疑問だったのだが、野球場つくろうとしてたからだったのか。。ほかにも「発掘が終わると所轄の警察にちゃんと遺物発見届を出す」とか、「アイスマンは殺人事件の被害者だった」(https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/tv/20/060200040/ ) とか、、思わずうなってしまうトリビア満載。一方で、最近のテクノロジーの進歩や政治との関わりもしっかりと記述されており、さすがの「遺跡を学ぶ」シリーズである。2020/12/19

入院中の雨巫女。

10
《私-図書館》やっぱり考古学面白い。2023/10/21

やま

10
考古学への入門書といった感じですが、写真も多く見るところも多いです。考古学はこういった学問というよりも、考古学者はこのように物事を見ているといった感じの紹介で、イチ考古学ファンとしては面白かったです。時代の見方が旧石器時代や古墳時代など研究する時代によって違うことも言われてみれば納得でした。マスコミをにぎわしている感のある考古学も地道な作業の上にあるんですね。2021/06/17

無理ちゃん

1
「考古学」の楽しみ方、とらえかた、をあらゆる角度から紹介。プロパガンダに利用されたことや解釈には現在の社会を反映している点などが面白かった。博物館などの人形が置いてある石器時代の暮らしなどの再現コーナーはたしかに体感できるという意味ではいいけど、かなり自由な解釈(創作)によるもの、ってことなのね。まあ、文字や絵が残ってない時代は、だからこそ考えるのが面白いというのがあるのかも。2021/06/08

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