内容説明
輸入物のロックからジャパニーズロックへと反体制の旗印として浸透していく過程、海外アーティストへの熱狂、ライブハウスの誕生、ロック・フェスの定番化、バンドブーム、ロックが語る言葉など、黎明期の異様な盛り上がりから生活の一部になるまで、社会現象をも巻き起こしたロックの変遷と熱の源を問い直す。
目次
第1章 熱さの根源としての「ロックする身体」―ウッドストックからJ‐ROCKまで
第2章 世界と日本のロックの始まり
第3章 日本が体験したロックのリアリティ―現場から捉えたライブ・シーンの変遷
第4章 ロック・キーボードの進化と変化
第5章 パンクの精神性と地域性
第6章 ロック少女は王子様の夢を見たか―「ビッグ・イン・ジャパン」と呼ばれたバンドたち
著者等紹介
井上貴子[イノウエタカコ]
1957年、岐阜県生まれ。東京大学大学院修了、博士(学術)。大東文化大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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