プルトニウム―この世で最も危険な元素の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782810132
  • NDC分類 539.45
  • Cコード C0042

出版社内容情報

「原子に埋め込まれたエネルギー」がアインシュタイン等、多彩な人物が織りなした現代物理学により解き放たれるまでを描いた科学物語。

目次

まえおき
ウランの歴史
周期律表
レントゲン夫人の手
もう一歩だった
核分裂
超ウラン元素
プルトニウムが戦場へ
ロスアラモス研究所
電子
これからどうなる?

著者等紹介

バーンシュタイン,ジェレミー[バーンシュタイン,ジェレミー][Bernstein,Jeremy]
ハーバード大学卒業の物理学者にして、サイエンスライター。ニュージャージー州ホボケンにあるスティーブンス工科大学名誉教授。ニューヨーカー誌のスタッフライターも35年間務めた。また、プリンストン高等研究所、ブルックヘブン国立研究所、CERN(欧州原子核研究機構)、オックスフォード大学、イスラマバード大学、パリ高等科学技術大学、ロスアラモス国立研究所での客員なども務めた。科学啓蒙書を多数著しており、またアルバート・アインシュタインやスタンレー・キューブリックなどの科学者や著名人に関する透徹した人物評で知られる。現在、ニューヨーク市とコロラド州アスペン市の両者をベースにして活動している

村岡克紀[ムラオカカツノリ]
1963年九州大学工学部機械工学科卒業。1968年九州大学応用力学研究所助手。1970年工学博士。同年九州大学応用力学研究所助教授。1980年九州大学大学院総合理工学研究科教授。2004年九州大学名誉教授。同年中部大学工学部教授。現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

UCD

1
物理学的なこと、特に量子力学的なことはわくわくするねやっぱり。プルトニウムの歴史の話。澤野雅樹先生がこの本の紹介文で「大事なのは、ある物体に関する人の意見を知ることではなく、その物体がいったい何なのかを先ず知っておくことだ」と言っているけど、これを読んでまさにそうだ思った。われわれはプルトニウムという悪魔的なものを毎年70トン以上つくっている。その大部分が不要であるのに。著者はMOXにしてプルトニウムの一部を燃焼させて減らせばいいと言っているが、それにしても何十億ドルもかかるそうだ。2013/11/05

NO MORE MR.NICE GUY

0
ちょっと再読2014/06/23

ntym

0
周期表の発見から核分裂の発見、兵器にするまでの苦労など、プルトニウムが使用されるまでの主に物理・化学者の歴史が主となる本。簡単な物理・化学の解説もあり、サクサク読める。ページ数も少ないのも読み易い理由の一つ。物理や化学の基礎を持っていない人も楽しくその歴史を知ることができると思います。2010/02/08

緑のたぬき

0
プルトニウムという元素がいかに発見されたかの欧州サイドから見た科学史。量子論だのどうのなんて一部の科学者のオナニー、興味でしかなく、結構退屈であった。訳文もおかしな日本語で読みにくい。2018/09/01

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