内容説明
本書は、幼児教育や発達心理学、コミュニケーション論などをはじめて学ぶ大学生・短大生のためのテキスト。著者自身が長年にわたって観察してきた乳幼児の具体的なトピックもまじえ、章を追って子どもの発達が浮かび上がるように、生き生きと解説。
目次
1章 人として生まれる(解釈される存在;目が合うことの意味)
2章 ことばとしての身体(指差しの不思議;自己と他者の身体の同型性)
3章 「いま・ここ」の世界を越え始める(象徴的世界の誕生の予感;世界の二重化)
4章 自己と他者(他者の意図を知る;他者の心を知る)
5章 広がる想像の世界(想像の世界の開花;ごっこの世界の開花)
著者等紹介
麻生武[アサオタケシ]
1972年京都大学理学部卒業(主として数学を修める)。1974年京都大学教育学部卒業(心理学専攻)。1982年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程(心理学)単位取得満期退学。現在、奈良女子大学文学部(人間関係行動学講座)教授。博士(文学)
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