無意識に買わせる心理戦略

スキャメル＝カッツ，サイモン【著】〈Ｓｃａｍｅｌｌ‐Ｋａｔｚ，Ｓｉｅｍｏｎ〉/黒輪 篤嗣【訳】

イースト・プレス（2014/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 255p／高さ 19cm
• 商品コード 9784781610672
• NDC分類 675.2
• Cコード C0034

出版社内容情報

サイモン・スキャメルカッツ［サイモンスキャメルカッツ］
著・文・その他

黒輪篤嗣［クロワアツシ］
翻訳

内容説明

買い物客の行動パターンには法則があった！コカ・コーラ、ユニリーバ、Ｐ＆Ｇなど大手企業のマーケティング・コンサルタントが、世界初の実験で買い物客の行動実態と売上増進の秘策を解明。

目次

第１章　なぜ買い物客に注目するべきか
第２章　買い物客はどういう目的で店に来るか
第３章　ウィンドウディスプレイに効果はあるか
第４章　買い物客は店内でどのように目当ての商品を探すか
第５章　買い物客は店内で何を見ているか
第６章　買い物客はどのように商品を選ぶか―「カテゴリ」の影響について
第７章　買い物客はどのように商品を選ぶか―「習慣化」の影響について
第８章　買い物客はどのように商品を選ぶか―「感情や感覚」の影響について
第９章　ふだん買わないものを買うとき、買い物客はどのように選ぶか
第１０章　買い物客はどのように商品を記憶するのか
第１１章　これからの買い物はどうなるか

著者等紹介

スキャメル＝カッツ，サイモン［スキャメルカッツ，サイモン］ ［Ｓｃａｍｅｌｌ‐Ｋａｔｚ，Ｓｉｅｍｏｎ］
消費者行動、特に買い物客の行動分析において第一線で活躍する専門家。ローラアシュレイや衣料品店チェーンのネクストなどの現場経験を経て、買い物客の行動調査を手掛けるコンサルティング会社を設立。現在はＴＮＳグローバルにてコンサルティング・ディレクターを務め、コカ・コーラ、ユニリーバ、Ｐ＆Ｇ、ニュートロジーナ、クリスチャン・ディオールなど多数の世界的大企業をクライアントに持っている

黒輪篤嗣［クロワアツシ］
茨城県出身。上智大学文学部哲学科卒業。翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひろ☆]

店を選ぶ1番の決め手は「場所」、店内のレイアウト変更は逆効果、 ジャムの法則、ショーウィンドウの出来栄えは効果がない、買い物カゴの位置は重要。

2014/06/12

[かわチラ]

確かに、買い物客の店内行動や心理を考慮したマーケティングってあまり体系立てて語られていない気がする。この部分の重要性を改めて痛感できたのは収穫。また、著者の徹底したリサーチにより、いかに店内での買い物客の行動・心理について誤解してきたかが明らかになる。 著者の指摘を踏まえ、「で、どうする」って事を真剣に考える必要があると感じる。

2014/03/29

[芸術家くーまん８４３]

ローラアシュレイや衣料品チェーンのネクストを経て買い物客の行動調査を手掛けるコンサルティング会社を設立。現在はＴＮＳグローバルのコンサルティング・ディレクターとしてコカ・コーラ、ユニリーバ、Ｐ＆Ｇ、クリスチャン・ディオールなどのグローバル企業をクライアントに持つ人物。クライアントから依頼を受け手掛けたというさまざまなリサーチ結果を惜しげもなく紹介。マーケティングの参考になる一冊。

2014/03/18

[クラッシックラガー]

店舗営業が中心です。外回りの販売員（営業）には関係ないようで、少しがっかり。それでも、ユーザー心理を書いた本として、参考になる。けど、引用の内容のほうが頭に残ってしまっている。これ、無意識に本文を飲み込んでいるのであろうか。

2014/06/12