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内容説明
島々で何が起こっているのか?緊急取材!
目次
第1章 島々にミサイル網(プロローグ―「先生、もう戦争は来ないよね?」;南西諸島、対中国へミサイル網―自衛隊による要塞化最前線)
第2章 軍事化に抗う住民“現地ルポ”(国のウソ説明と防衛利権、基地開設の背景にin宮古島;配備周辺4地区、市民団体と「共闘」in石垣島 ほか)
第3章 軍隊化進む自衛隊(「平和国家」捨て「軍事国家」へ―「戦前」思わす道進む;「戦う自衛隊」へ強大化―世界ランキング5位)
第4章 台湾有事と日米軍事一体化(日本に直結、台湾有事はあるのか―現状維持こそが現実的;日米一体の戦略が加速―自衛隊「前線」に、南西諸島は「犠牲」)
第5章 日米軍事作戦@オキナワ(米海兵隊と陸自水陸機動団が連携―有事の南西諸島で;超軟弱地盤「辺野古はできない」―国強行の埋め立てに難関 ほか)
著者等紹介
土岐直彦[トキナオヒコ]
1946年、鹿児島県生まれ。元朝日新聞記者。その後はジャーナリストとして、沖縄の隔月刊ブックレット『琉球』に寄稿、『週刊金曜日』にも折に触れて出稿する。「戦争法」廃案の運動や沖縄と連帯する市民運動に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takuya Nishida
1
「基地が在ると狙われる」のは事実だけど「基地が無ければ奪われる」ウクライナ事変勃発以降に刊行されたことが信じられない一冊 ジャーナリストらしくきちんと取材されています。でもその解釈がなんとも・・・?経歴を見る限り血統書付きのバカじゃなくて赤!コミンテルンの影響力工作?まあ、おじいちゃんおばあちゃんにしか響かないだろうから問題ないけど2023/02/18
さなぎ
0
自衛隊と米軍の一体化についてコンパクトにまとまった良書。もう少し、客観視出来る資料のような作りにすると、防衛力強化派も基地反対派も現実を冷静に見られるのではと思います。米国は中国と正面から戦う訳はないので、台湾への武器供与と日本の自衛隊による代理戦争が武力衝突の本命と思われますがそれに喜んで協力しようしているように見える日本政府は一体何を考えているのかを解き明かしてくれるような本を作ってくれたらなと思います。2023/05/22