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内容説明
知的好奇心、苦悩と葛藤、正当化…。ノーベルからアインシュタインまで、科学者は軍事研究にどう関わったか。人類の幸福のための科学・技術が破壊と殺戳のために動員される今、戦争の非人道性を考える契機に!―ウクライナ危機は遠い話ではない。
目次
第1章 科学技術の進歩と戦争(爆発物;大砲・キャノン(カノン)
機関銃(マシンガン) ほか)
第2章 軍事への関与を科学者はどう考えていたのか?(アルフレッド・ノーベル―ダイナマイトの開発者;フリッツ・ハーバー―毒ガスの開発者;石井四郎―731部隊の細菌戦に関わった研究者 ほか)
第3章 「科学と戦争」「科学者と戦争」を展示する(世界と日本の平和博物館運動;新型コロナ・ウイルス感染症蔓延下の平和博物館;平和博物館の展示に求められること ほか)
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
1940年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻課程修了。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、1988年国際関係学部教授。1995年から2008年まで立命館大学国際平和ミュージアム館長を務め、現在、終身名誉館長。「平和のための博物館国際ネットワーク」名誉ジェネラル・コーディネーター。2003年ベトナム政府より文化・情報事業功労者記章、2011年、韓国のノグンリ国際平和財団より第4回人権賞、2013年、日本平和学会第4回平和賞、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ地球市民賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。