内容説明
全校児童が10年以上、毎月、自由題で作文を書く堺市立安井小学校。家族や友だちとの楽しい時間、厳しい生活環境…子どもたちはありのままを綴り、クラスで読み合い、語り合い、成長していく。「関係の貧困」が指摘されるいまだからこそ、届けたい1冊。
目次
1章 安井小 こころの作文(「先生、書けた」;「わかる」素直に共感;気持ち、久しぶりに出せた ほか)
2章 私が出会った安井小の子どもたち(リキヤも育ち、お母さんも育った;マナトの「なくなった母」;学校に来られるようになったエミリ ほか)
3章 安井っ子作文集(雪!!;つよしのこと;おとうさんのこと ほか)
無着成恭さんインタビュー「綴方で子どもが見えてくる」