子どものこころ、大人のこころ―先生や保護者が判断を誤らないための手引書

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子どものこころ、大人のこころ―先生や保護者が判断を誤らないための手引書

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779512988
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C0037

出版社内容情報

相手にも自分にも役立つ正しい支援の実現に向け,行動に表れるサインから相手の「こころ」を読み取る技術を身につける。

 まえがき 

 

第1章 こころとは?

  

 1 目に見えないこころ



 2 サインに気づく  



 3 サインに気づいたら  



 4 サインがない? 



 5 レッテルを貼る恐ろしさ

       

 【事例】 万引きをした中学生



 6 自己理解 



 7 サインを理解したうえでどう声をかけるか 

       

 【事例】 弟・妹の誕生に伴う赤ちゃん返り





第2章 子どものこころの理解

   

 1 理解とは? 



 2 理解に必要なこと



 3 教員や保護者のためのカウンセリングの基礎用語 



 4 話す・離す・放す・はなすこと



 5 発達課題



 6 どうしても嫌いな相手の場合



 7 行動の背景にあるこころの理解

    ――事例から考える――



 【事例】登校しぶりの小学校一年生女児 

   

 【事例】登校しぶりの小学校四年生男児 



 【事例】登校しぶりの小学校六年生女児 





第3章 保護者理解と協力体制の作り方



 1 大人のサイン



 2 保護者との連携・協力



 【事例】保護者会を無断欠席するようになった母親



 3 小学校の保護者の特徴

   

 4 よくある教育相談の事例



 【事例】学芸会のセリフが少ない、遠足の写真が少ない



 5 保護者との協力体制

  

 6 困った保護者





第4章 自己を理解すること

  

 1 みんな色眼鏡をかけている



 【事例】長男だけが可愛く思えない母親

  

 2 無意識

    ――精神分析――



 3 交流分析

  

 4 色眼鏡の外し方

  

 5 主観の塊の人間には近づかない



  

第5章 いじめ

  

1 はじめに

  

 2 いじめの定義



 3 いじめ防止対策推進法

   

 4 いじめの現状

  

 5 いじめの構造



 【事例】小学校五年男子へのズボン脱がし



 6 いじめの特徴と対策



 7 いじめ問題への基本的な対応方法



 【事例】いじめの背景にあるより陰湿な犯罪



 8 加害者の理解と対応



 9 いじめへの指導のコツ 



 10 中一女子の事例に学ぶ 



 【事例】いじめ被害者・加害者への対応が成功した事例





第6章 不登校

  

 1 不登校とは



 2 不登校の歴史



 【事例】中学受験を理由に学校を休みがちな男児

 

 3 不登校児の理解



 4 不登校児への対応 



第7章 虐 待



 1 児童虐待の防止等に関する法律

 

 2 被虐待児数の推移

  

 3 児童相談所での虐待相談の内容別件数

  

 4 虐待者別割合

  

 5 被虐待者の年齢別構成

  

 6 虐待された子どもの心理

  

 7 学校での対応



 8 事 例



 【事例】異様にお腹を空かせた小学校一年男児





第8章 さまざまなトピックス



 1 学級崩壊



 2 性的マイノリティ (LGBT)



 3 メンタルヘルス



第9章 発達障害、発達に偏りのある子どもたち



 1 障害のある子どもたちと向き合うときの注意点



 2 発達障害とは



 3 特別支援と合理的配慮



 4 守秘義務



 5 注意欠如・多動症(Attention-Deficit Hyperactivity Disorder : ADHD)



 【事例】ADHDによく見られる忘れ物の多さへの指導 



 6 自閉スペクトラム症 (Autism Spectrum Disorder : ASD)



 【事例】思ったことをすぐ口に出すASDの子ども



 7 限局性学習症 (Specific Learning Disorder : SLD)



 【事例】模写のできない小学校三年生



 8 教室でできる工夫のまとめ 



 9 保護者の心理





第10章 こころの傷



 1 こころの傷(トラウマ、心的外傷)



 2 さまざまな反応



 3 こころの表現方法

    ――絵や作文など――



 4 こころの表現方法

    ――遊び――



 【事例】阪神淡路大震災後に出会った女の子



 【事例】東日本大震災後に出会った女の子





第11章 教育相談と連携



 1 教育相談とは



 2 学校における教育相談の特徴



 【事例】問題のあるスクールカウンセラー



 3 教育相談体制づくり



 4 教育相談と生徒指導



 【事例】選択性緘黙の小学校一年生女児



      *



 参考文献



 おわりに








原田 眞理[ハラダ マリ]
著・文・その他

内容説明

教室や子育てに役立つこころの理解。相手にも自分にも役立つ的確な支援の実現に向け、「こころ」を読み取る技術を身につける。

目次

こころとは?
子どものこころの理解―児童理解・生徒理解
保護者理解と協力体制の作り方
自己を理解すること
いじめ
不登校
虐待
さまざまなトピックス
発達障害、発達に偏りのある子どもたち
こころの傷
教育相談と連携

著者等紹介

原田眞理[ハラダマリ]
1988年聖心女子大学文学部卒業。1996年東京大学大学院医学系研究科。博士(保健学)。現在、玉川大学教育学部教授(専攻/臨床心理学・精神分析・disaster mental health)。日本臨床心理士資格認定協会臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療法士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。