目次
1 来談者中心療法とのちがい
2 ワークへの入り口
3 エンプティー・チェア(空の椅子)
4 提案と実験
5 「“ありよう”の5つの層」と「インパス」
6 ゲシュタルト・セラピーの学び方
付録 ゲシュタルト・セラピー誕生の背景
著者等紹介
岡田法悦[オカダノリヨシ]
ゲシュタルト・インスティテュート(株)代表取締役。日本ゲシュタルト療法学会副理事長。中央大学理工学部1972年中退。ゲシュタルト・セラピーの研鑽を積む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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天婦羅★三杯酢
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心理系の友人から勧められて読んでみた。「今・ここ」に焦点を当てるという手法であるという。そして最初から「来談者中心療法」との違いを強調している。それは例えば『共感的傾聴術』のように、”共感”はしてもあまり術者の意見などを差し挟まない、或いは”問答しない”スタイルとは真逆の、クライアントの話を時には積極的に遮って、「今・ここ」から外れないようにしていくという手法である事が説かれている。プロとしてカウンセラーにないたいわけではない自分としては「はぁ、そういう事もあるのか」と思いながら読んでいた。2021/09/01