内容説明
身近な出来事から国際問題まで政治的なるものへの感覚を研ぎ澄ます、政治の地理学というアプローチ。学史・理論・概念・実証のテーマが重なり合いながら展開する初めての政治の地理学入門。
目次
第1部 政治地理学がたどってきた道(政治地理学の起源と地政学の盛衰;戦後の政治地理学―その日本的展開;政治地理学の展開と課題)
第2部 空間・場所・領域(空間分析批判;場所の政治的意味;人間の領域性;グローバル化しとナショナリズム)
第3部 コンテクスト/スケール/言説の政治(コンテクストの政治;スケールの政治;言説の政治)
第4部 事例研究にむけて(大都市圏行政と公共選択論;政党の編成と対立;領域と社会運動;安全と安心のまちづくり)
著者等紹介
山崎孝史[ヤマザキタカシ]
1961年京都市生まれ。アメリカ合衆国コロラド大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、大阪市立大学大学院文学研究科教授。専攻は、政治地理学、地政学、沖縄研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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