内容説明
経済の様々な領域における倫理的問題を正しく理解するために、基本を概説。経済と倫理を理念のレベルで抽象的に論じるのを避け、現実のレベルで具体的に考えた。経済倫理の主要なテーマを広く取り上げるように配慮している。
目次
第1部 労働はどうあるべきか
第2部 企業は何のために
第3部 消費の底にあるもの
第4部 市場を再考する
第5部 経済システムを支える倫理
第6部 新たな福祉をめざして
著者等紹介
柘植尚則[ツゲヒサノリ]
1964年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。倫理学・思想史専攻。博士(文学)。慶應義塾大学准教授
田中朋弘[タナカトモヒロ]
1966年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。哲学・倫理学専攻。博士(文学)。熊本大学教授
浅見克彦[アサミカツヒコ]
1957年生まれ。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。社会理論、メディア・カルチャー専攻。経済学博士。和光大学教授
柳沢哲哉[ヤナギサワテツヤ]
1962年生まれ。東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学史専攻。埼玉大学教授
深貝保則[フカガイヤスノリ]
1954年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学史専攻。横浜国立大学教授
福間聡[フクマサトシ]
1973年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。社会哲学専攻。博士(文学)。東北大学大学院専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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