夏の奥津城

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夏の奥津城

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  • サイズ 46判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779127908
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

……会津地方の或る旧家の壊滅……

たまたま地方の一旧家に生れて、年ふるままに人となり、しまいには天の定め、その命を召しあげ、遺された者ら、只ひたぶるに祈る。さて、祈る者びとも、かわるがわる、とき到りて同じ定めに就き、今度は逆に祈られる。一人また一人と、生れては死ぬ。死ぬとわかっていながら、生れてみれば嬉しいことも、辛いこともあろう。それもこれもが、いずれ等しく、ひとときの光芒放つ間もはかなく、果ては闇に消えゆくものの。かつてさんざめいた日々の生活、古い家屋敷、周囲をとり巻く山に川に、野に畑に、昔の俤すでに無く、ただ言葉だけがむなしく宙へ舞う。祈るべし、命あるかぎり祈るべし。神々の、この世に在りし証を温めながら祈る。



【目次】

【第1部・夏の奥津城】

(序)兄弟/籠る日々/雷( いかづち) /病を得て/大寒の朝/奥津城/渦/天壌無窮/

 招魂/神々の集い/(跋)祈り

【第2部・譚草拾遺】

 愚神祭/蘇生/独身/ジェイムズ・ジョイスへの旅路/イタリア叙事喜劇

内容説明

会津地方の或る旧家の壊滅…。珠玉の短篇集。

著者等紹介

梅宮創造[ウメミヤソウゾウ]
1950年生れ。早稲田大学大学院修了。英文学。東京内外の複数大学で教鞭をとり、2020年3月に定年退職。目下、執筆にいそしむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。