出版社内容情報
日本で最も歴史のある民間日米交流団体、
日米協会100周年!
歴代会長、日露戦争で全米を味方につけた
金子堅太郎から、吉田茂元首相の会長就任まで。
これまでの研究であまり着目されていなかった
戦前の国際交流から、戦後日米関係が
「日米同盟」「安保体制」へと変化する直前までの
日米交流活動を追いかけた画期的研究。
民間団体だからこそ聞けた、開戦直前の米国の本音。
戦後の知的交流の架け橋となった、
日米の友情がここにある!
日米協会で開催された主要講演会の
記録年譜(1917~1960年)付き。
第一章 初期日米協会の活動と金子堅太郎
(1917―1924年)
第二章 戦前昭和期日米交流の発展とジレンマ
(1924―1939年)
第三章 戦間期軍関係者の日米交流
(1917―1940年)
第四章 太平洋戦争前後の日米協会
―活動の連続性をさぐる(1939―1950年)
第五章 戦後日米交流と日米協会の新たな模索
―小松隆会長の活躍(1951―1955年)
第六章 日米交流の分化と日米協会
―戦略化する交流(1955―1960年)
飯森 明子[イイモリ アキコ]
いいもり・あきこ
1957年生まれ。常磐大学非常勤講師。
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、
常磐大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。
博士(人間科学)。
日本外交史専攻。
共著『関東大震災と日米外交』(草思社)、
共著『太平洋問題調査会(1925?1961)とその時代』
(春風社)、
共著『もう一つの日米交流史 日米協会資料で読む20世紀』
(中央公論新社)など。
内容説明
初代会長金子堅太郎から吉田茂就任までの足跡。日本で最も歴史のある民間日米交流団体、日米協会。戦前の国際交流から、戦後日米関係が「安保体制」へと変化する直前までの活動を追いかけた、画期的研究。戦前から築かれ、戦後の知的交流の架け橋となった、日米の友情がここにある!日米協会で開催された主要講演などの年譜(1917~1960年)付き。
目次
第1章 初期日米協会の活動と金子堅太郎(一九一七‐一九二四年)
第2章 戦前昭和期日米交流の発展とジレンマ(一九二四‐一九三九年)
第3章 戦間期軍関係者の日米交流(一九一七‐一九四〇年)
第4章 太平洋戦争前後の日米協会―活動の連続性をさぐる(一九三九‐一九五〇年)
第5章 戦後日米交流と日米協会の新たな模索―小松隆会長の活躍(一九五一‐一九五五年)
第6章 日米交流の分化と日米協会―戦略化する交流(一九五五‐一九六〇年)
著者等紹介
飯森明子[イイモリアキコ]
1957年生まれ。常磐大学非常勤講師。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、常磐大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。日本外交史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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