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内容説明
北海道は住んでみたい土地ナンバーワン。でも、住んでみたい≠住みやすいではありませんね。過疎、財政危機、補助金依存体質…悩める問題は多々あります。ではどうすれば?足元で“凍っている”お宝を活用すればいいのです。
目次
はじめに カタツムリの北海道感 道民は自らを異質化したい
第1章 大らかな人々が暮らす大地(男と女の北海道的イメージ;「ゆとり教育」先進地? ほか)
第2章 住んでみたい土地ナンバー1!?(「非日本」的な北海道の歳時記;大地と大空の間で ほか)
第3章 北海道の逆襲―北海道に眠る未来のお宝たち(やっかいな雪と氷を利用する;森林からの逆襲 ほか)
第4章 北海道は日本じゃない!?(北海道独立論への誘い)
著者等紹介
井上美香[イノウエヨシカ]
1963年北海道札幌市生まれ。鷲田研究所の所員として、鷲田小彌太の仕事を補佐しながら、新聞等で原稿を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
5
☆☆☆★ 軽いタッチで北海道を考察する本。未来のお宝を発掘する部分にもっと紙幅を割いてほしかった。食糧やエネルギの分野で北海道が日本に果たす役割はますます重要になる。道州制の議論もあるが、まずは今の北海道の成り立ちについて、原点に立ち返って考えてみるべき。それこそ「開拓者魂」を思い出せ。それにしても「試される大地」というキャッチフレーズはどうもピンと来ない。2015/02/26
はしも
0
増補改訂から6年経ってもまだ新しさを感じる内容。昔北海道に住んでいたときからすでに寂れた雰囲気はあったが、最近は更に加速している印象なので、「逆襲」してほしい。2022/05/22