理科少年シリーズ
東工大・田辺研究室「他人実現」の発想から―最強のMOTとイノベーションを目指して

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779110665
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0334

内容説明

キーワードは「他人実現」!群を抜いて人気の東工大MOTの強さの「秘密」を解明。「日本型イノベーションのジレンマ」とは何か?「ガラパゴス化する日本」に田辺研の実践を通じた戦略的な提言。混沌をフロンティアに変えるための技術経営を提案。実現された研究室でのプロジェクト研究、「島根県民ファンド」など、ユニークな具体例多数。

目次

第1章 「他人実現」MOTとは何か―「日本型イノベーションのジレンマ」を超えて(東工大のMOT;MOT学生のプロジェクト研究;日本型イノベーション論 ほか)
第2章 イノベーション体験とその基盤(「理科少年」時代;チャレンジする国家公務員;ガラパゴス化する日本 ほか)
第3章 日本のMOTについて戦略的な提言(最強のMOTを目指して;日本の「強み」を検証する)

著者等紹介

田辺孝二[タナベコウジ]
1952年香川県満濃町生まれ。1975年京都大学理学部(数学)卒業、2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻博士後期課程修了、博士(学術)。現在、東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授、2009年4月~同研究科長。早稲田大学非常勤講師。学会活動:日本工学アカデミー、研究・技術計画学会、日本MOT学会、プロジェクトマネジメント学会、経営情報学会、など

平岩重治[ヒライワシゲハル]
1942年満洲で生まれる。幼少を香川県の塩飽群島の本島で過ごす。東京工業大学、経営工学課程卒業。1965年東洋工業(現在のマツダ)株式会社入社。工場実習、商品企画従事後、1977年スタンフォード大学経営大学院スローンプログラム修了、修士。国際資本提携、業務提携交渉を担当。経営企画本部長。ヨーロッパマツダ社長。ブランド戦略、広報渉外担当常務。2003年6月退任。現在(有)エア・クリエイション顧問として福祉事業に携わる傍ら、イノベーションを志す企業、若者への応援行脚を続けている

出川通[デガワトオル]
1950年島根県出雲市生まれ。1974年東北大学大学院工学研究科修了後、大手重工業メーカーで研究開発成果から各種の新事業を創出した。2004年(株)テクノ・インテグレーションを創業、代表取締役。工学博士。内外の企業において研究開発から新規事業へつなげるイノベーションのマネジメントとしてのMOTのコンサルティングを行なっている。早稲田大学・東北大学・島根大学・大分大学・香川大学客員教授なども歴任し、学生や社会人などの理科少年マインドの復活を目指して奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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