心をケアするbooks
離人症日記―書くことは生きること

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779110245
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0311

内容説明

ドキュメント!心の難病との闘い。闘病者に深い感動を与えた前著『よろしく、うつ病』から4年。新たに「離人症」を患った著者は、生きている実感を失いながらも、療養日記や書簡・メールを書くことを支えとして、難病と闘ってきた。貴重な「離人症」の手記―生きる希望は、書くことのなかにあった。

目次

まえがき 書くことは生きること
主治医M・K医師の診断書 この本を書いているときの僕の病状
2002年12月~ 僕が職場で体験したこと
2003年3月~ 精神保健福祉士をめざして
2003年~2004年 断想
2004年3月14日~9月30日 「臨床心理士」資格を断念した経偉
2004年5月~ 覚悟の休職と自殺未遂
2005年5月~ 退職―療養日記
2005年8月~ 福祉制度と退職後の諸手続き
2006年~2007年 精神の病の考察
2006年12月21日~2007年7月11日 この本の編集者へのメール
2006年~2007年 断想
2007年 運命の「軛」としての精神病
2007年 薬漬け精神医療の実際
2007年6月6日~8月14日 友人への手紙
2007年 「ソウルメイト(魂の友)」との出会い

著者等紹介

覚慶悟[カクケイゴ]
1959(昭和34)年生まれ。1983(昭和58)年、立教大学文学部心理学科卒業。某役所に「福祉職」として採用される。重度心身障害者通所施設の指導員、福祉事務所での生活保護ケースワーカー、知的障害者・身体障害者の相談支援業務などを歴任。この間、1995(平成7)年「社会福祉士」・2004(平成16)年「精神保健福祉士」国家資格取得。病状悪化のため、2005(平成17)年6月、役所を退職。以降、療養に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。