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内容説明
福島原発事故から日が経ち、今も不安が募る中で私たち大人がすべきもっとも大切なこと、それは子どもたちの未来を守ることではないだろうか。胎児、乳幼児や小児は大人よりも放射線への感受性が高く、影響を受けやすい。放射線被害から子どもを守るためにできることと、その対処法を判りやすく解説。これまでの疑問を網羅し、放射線の基礎知識もしっかり学べる保護者必読の書。
目次
第1章 放射線の基本を知りましょう
第2章 体への影響を知りましょう
第3章 身を守る方法を知りましょう
第4章 子どもへの影響を知りましょう
第5章 もっと詳しく知りましょう(放射線編)
第6章 もっと詳しく知りましょう(原発編)
第7章 放射線災害への考え方を知りましょう
著者等紹介
高田純[タカダジュン]
弘前大学理学部物理学科卒業。広島大学大学院理学研究科(核実験)博士課程前期修了、同課程後期中退。シカゴ大学ジェームス・フランク研究所、京都大学科学研究所、広島大学原爆放射線医科学研究所、京都大学原子炉実験所を経て、札幌医科大学教授、理学博士。大学院医学研究科放射線防護学、医療人育成センター物理学教室を持つ。放射線防護情報センターを主宰。放射線防護医療研究会代表世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
15
福島原発事故から日が経ち、今も不安が募る中で私たち大人がすべきもっとも大切なこと、それは子どもたちの未来を守ることではないだろうか。胎児、乳幼児や小児は大人よりも放射線への感受性が高く、影響を受けやすい。子どもを持つすべての親に向けて、放射線被害から子どもを守るためにできることと、日常的にできることや子どもへの対応マニュアルを判りやすく解説。また、放射線は体にどんな影響を与えるのか、外部被曝と内部被曝の違いとその危険性なども知ることができる。2012/03/20
mannma
1
新書で簡単に読める。正しく怖がろう・・・2011/09/19
どりたま
0
しきい値ありで年間100ミリシーベルト以下なら人体に影響がないという立場の人の本。この本を読むと安心できる一方、やはりできるだけ線量は低い方がいいと思う自分もいる。これはテレビの影響だろうか?電気を今まで使ってきた以上、原発とも付き合う覚悟を持たなければならないと最近、思うようになった。この著者とは対照的に年間1ミリシーベルトを超えるとそれはだめだという人も本を書いている。中間はあり得ないのだが、あまりにも真逆の主張なので、この手の本を30冊ぐらい読んだ私でもまだ迷いはある。2014/12/25
小澤 泰裕
0
基本的な概念についての説明が意外と叮嚀で役に立つ。2014/02/05
sakasaka
0
正しい知識と、冷静な判断。そのために。わかりやすくて、丁寧でした。 2011/10/18