内容説明
困難に立ち向かう経営に必要なのは失敗を恐れない行動力と行動を裏打ちする理念とビジョンだ。静脈産業の旗手による新しい時代への提言!
目次
第1章 二十世紀型経営の後始末(運命の軽四トラック;自動車解体業との出逢い ほか)
第2章 自動車リサイクルにみる循環産業の「完成形」(環境保全の流れをつくった「豊島事件」;RUMアライアンス―自動車リサイクルの事業者連携で「競争」から「協調」へ ほか)
第3章 これからのビジネスは「環成経」(「環成経」とは;なぜ「環成経」なのか ほか)
第4章 宝に出逢える組織づくり(情報を透明にする;従業員の「宝」と出逢うために ほか)
第5章 人を生かす経営が「儲けるから儲かる」経営へ(私が教育を大切にするワケ;「躾」がなぜ必要なのか? ほか)
著者等紹介
近藤典彦[コンドウノリヒコ]
会宝産業株式会社取締役会長。1947年石川県金沢市生まれ。実践商業高等学校(現在の星稜高等学校)を卒業後、実家の味噌麹店勤務を経て、東京の自動車解体業で修業を積む。1969年、郷里の石川県に戻り、22歳で「有限会社近藤自動車商会」を立ち上げ、自動車解体業を始める。1992年に「会宝産業株式会社」に改組、代表取締役に就任。使用済みのエンジン、部品を再生させて国内外で販売するビジネスモデルを構築し、飛躍的に業績を伸ばした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TK39
3
サーキュラーエコノミーのカギとなる自動車静脈産業の認知度は低いが、グローバルに活躍する企業がある。 仕入れが一定せず、品質もばらばらな中古車部品を見える化、グローバルに展開する力は凄い。このような会社を支援していくことが、日本の未来につながる。2023/05/10
木村あきら
0
①静脈産業 ②アライアンスを組むのは、志、品質保証、人材育成のため。情報はとにかく透明に。 ③理想に向かって(孫が生まれこの地球をなんとかしないとという思い)からなんとかビジネスモデルを構築したすごさ近藤典彦さん2023/02/15