出版社内容情報
本書は、「解析力学」の「考え方」と「使い方」に的を絞った「解説&演習書」です。
内容説明
「解析力学」の「考え方」と「使い方」に的を絞った、「解説&演習」書です。「考え方」(解説)については、「解析力学の大筋をつかむ」のを目的として記述しているので、時間をかけずに読み通せると思います。また、「使い方」(演習)については、問題を解くために「Maxima」という有名なフリーの数式処理システム(MITが開発)を利用しています。コンピュータの利用で、「計算時間」と「手間」が大きく短縮できるので、最終的には短い学習時間で「解析力学」を会得できます。これが、本書で「数式処理システム」の利用を提案する理由です。
目次
第1章 「解析力学」を始めよう
第2章 「仮想仕事の原理」と「ダランベールの原理」
第3章 ラグランジュ方程式
第4章 数学的な準備
第5章 「変分原理」と「ハミルトンの原理」
第6章 ハミルトンの正準方程式
第7章 正準変換
第8章 ポアソン括弧式
第9章 「ハミルトン=ヤコビ」の「偏微分方程式」
附録 「微分形式」と「解析力学」
著者等紹介
上田晴彦[ウエダハルヒコ]
1989年京都大学工学部資源工学卒業。1994年広島大学理学研究科物理学専攻修了。1994年~1995年日本学術振興会特別研究員。1995年~2001年秋田大学教育学部講師。2001年~2010年秋田大学教育学部助教授。2010年~秋田大学教育学部教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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