著者等紹介
野村たかあき[ノムラタカアキ]
1949年前橋市生まれ。1985年に木彫・木版画工房「でくの房」を開く。「ばあちゃんのえんがわ」で第五回講談社絵本新人賞を、「おじいちゃんのまち」で第十三回絵本にっぽん賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
52
図書館にて。リズミカルな文体と木版画のような絵。誰でも何かとりえはあるもの。自分のことをそんなに情け無く思わなくっても大丈夫だよ。2019/06/30
ume 改め saryo
14
見るからに、見るからにひと?の良さそうなカエル(^^) 泳ぎもダメ、柳に飛びつくのもダメ。 何か取柄は? そうそうガッツがあった。最後のなんとも言えない嬉しそうな表情が素敵だった。 ここにも木版画の魅力があった(^^)/2012/03/22
あおい
11
泳ぎの競技でいつも負けてばかりのどびん。遠くの村で飛びつき競技がある事を思い出し1人旅に出る…。なんとも情けない表情のどびんが可愛い。一生懸命のどびんを応援したくなります。2017/06/23
海(カイ)
11
ずっと欲しかった、大好きな野村たかあきさんの版画の絵本!やっと手にすることが出来ました♪かえるのどびんが暮らすおいけが村で、泳ぎの競技があるのだが、どびんはいつも負けばかり。 遠くの村で飛びつき競技があるという噂を聞いたことを思い出し、春を待ち、どびんは出掛けます!辛く苦しい旅の末、やっとの思いでやなぎが村に着いたどびん。 やっぱりここでも負けたけど・・・。 とても素敵なお話です!2015/01/10
pocco@灯れ松明の火
10
カエル:冴えないカエル、どびん。どびんは皆より劣っていると凹み気味。でもくじけない心は誰よりも! 私のような劣等感の塊。人に認められることよりも前向きに着実にやっていこう。2012/04/17