出版社内容情報
2024年に新紙幣が登場します。肖像人物に目が行きがちですが、これまでに発行された紙幣にはいろいろな人物の肖像だけでなく、動物、建物、風景、国宝、美術品などさまざまな絵柄、発行所などの文字情報、めがねや分銅型(銀行の地図記号のもと)をしたデザインなどが見られます。それらを紐解くと、経済、社会・世相、歴史のいろいろなことが学べます。また、キャッシュレス社会など、この先の貨幣経済、紙幣の未来も探ります。
目次
新しいお札
お金の発展の歴史
お金の変遷
お金の機能
キャッシュレス決済とは
キャッシュレス時代の現状
「キャッシュレス大国」スウェーデン
クレジットカード
デビットカード
電子マネー
コード決済
仮想通貨
中銀デジタル通貨
20年後のお札の展望
1~4巻の総索引
著者等紹介
中島真志[ナカジママサシ]
1958年生まれ。1981年一橋大学法学部卒業。同年日本銀行入行。金融研究所、国際局、国際決済銀行(BIS)などを経て、麗澤大学経済学部教授。早稲田大学非常勤講師。博士(経済学)。決済分野を代表する有識者として、金融庁や全銀ネットの審議会等にも数多く参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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