出版社内容情報
2015子ども創作コンクール最優秀作品。今日は、町の住民みんながうさぎになる、うさぎの日。2015年創作コンクール大賞受賞作の絵本化。作者は当時小学3年生だった、原知子さん。
今日は年に一度のうさぎの日。町の住民はみんな、一日だけうさぎになってしまいます。
でも、住民たちは慣れたもの。うさぎの姿で学校へ行き、会社へ行き、一日を過ごします。
小学生の「わたし」は、学校で飼育されているうさぎ・メイちゃんの意外な不満を教えてもらったり、国語や算数がなくなって授業が体育だけになると案外つまらないと分かったり、タヌキの親子に出会って町の自然環境の変化について考えたり。
うさぎの姿、目線になってみると、当たり前の一日にも、新しい発見がたくさん。
小学生の等身大の目線と、ユニークな発想が結びついて生まれた、なんとも楽しく、そして少しだけ自分の身の回りの生活について考えさせられる絵本です。
原 知子[ハラトモコ]
2006年東京生まれ。家でうさぎを飼っていたこともあり、本作品のアイデアを思いつく。
自分を主人公にしたお話を、父親がいつも話して聞かせていたことから、自分でもお話をつくるようになる。
こば ようこ[コバヨウコ]
東京都生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。夫のおだしんいちろう氏との共作で、第4回ピンポイント絵本コンペで最優秀賞を受賞。絵本や児童書など、幅広く活躍。絵本に『おひるねけん』(おだしんいちろう作/教育画劇)、『いもほりコロッケ』(おだしんいちろう作/講談社)児童書に『ノンキーとホンキーのカレーやさん』(村上しいこ作/佼成出版社)、『スプーン王子のぼうけん』(竹下文子作/鈴木出版)など多数。
内容説明
きょうは、町のみんながうさぎになってしまう、年にいちどのうさぎの日。うさぎになってすごしてみると、あたりまえの一日にも発見がいっぱい!おはなしエンジェル子ども創作コンクール2015年度“小学生中高学年の部”の最優秀賞受賞作品。
著者等紹介
原知子[ハラトモコ]
2006年、東京都生まれ。『一日だけうさぎ』が2015年度おはなしエンジェル子ども創作コンクール(主催:日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会・公文教育研究会)において、最優秀賞を受賞
こばようこ[コバヨウコ]
東京都生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。夫のおだしんいちろうとの共作で、第4回ピンポイント絵本コンペの最優秀賞を受賞。絵本や児童書の分野で、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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